| 自己 紹介 |
私は現在、夫と二人の子供と共にクッパティーノ市に住んでいます。思い起こせば1986年3月、希望を胸に、私は初めてこの街にやってきました。あれから16年の歳月が流れたなんて、なんだか夢のようです。 この地に3年半(当時白百合会に集う一人でした。)その後、テキサス州ダラスに1年半、帰国し、6年後オレゴン州に再渡米。そして、4年前現地の会社に転職した夫と共に、再びこの地に戻ることとなり、今やっと落ち着いた日々を過ごしています。 私は関東地方のほぼ中央に位置する、茨城県南西の端の端で生まれ育ちました。周りには山も海もビルもなく……そして、なんと私の部屋にはおもちゃが一つもありませんでした。「創意工夫」という名のもとに母の方針で、私と6歳上の姉には、一切おもちゃが買い与えられませんでした。そんな中、私は工夫ならぬ空想の世界を夢見る子供として、本の物語の中に喜びや、自分の居場所を求めるような子供時代を過ごしました。外側からは何の変哲もない普通の子供でしたが、内側は現実に自分を置いておけない不安定さをいつも抱えていたように思います。 その後、中学、高校へと進むにつれ、さすがにファンタジーの世界に生き続けることは難しくなり、やっと、私も現実に真っ向から向かうような日々がやってきました。少々辛くもありましたが、それを大きく助けてくれたのは親友と呼べる友人達でした。そうなると学校生活が俄然楽しくなってきました。あまり得意ではなかったスポーツにも力を入れ、勉強も、遊びも、友といつも一緒に歩んでいたように思います。 ですが、大学受験の失敗から、また、辛い日々がやってきました。何処でも良いからと入った学校には何の魅力も感じず、結果、子供時代に逆戻りすることとなりました。当時、無理やり始めた一人暮らしが拍車をかけ、図書館、美術館、そして一人の部屋が私の大好きな場所となりました。勿論、外見はごく一般的な女子学生でしたが……。 そして、卒業、就職し社会人となっても心が満たされるということはありませんでした。そんな中、夫と知り合い結婚へと導かれました。クリスチャンである夫と教会で、結婚の為の学びに通っている時、「あなたは、何の為に生きますか?」という問いかけに心が騒ぎました。私は何の為に生きているのかわからなかったのです。その言葉はそれから、私の中に住み着き、私を悩ませることとなりました。 そしてその答えは、約10年後、イエスさまとの出会いの時に頂くこととなりました。私は始めて、私という存在そのものの受け入れということを体験的に知り、愛と平安というものを知りました。そうなると、これまでのように、空想世界に現実逃避をするでなく、満たされない心を持て余すでなく、地に足を着け歩んでいける力と喜びに触れることができるようになりました。 私には二人の子供がいますが、カリフォルニア生まれの長男にはコミュニィケーション障害があります。「どんなに生き辛いことだろう。」と案じながら14年間共に歩んできましたが、私の思いとは裏腹に、いたって彼は、楽しそうに毎日を過ごしています。アメリカでは彼らのことをSpecial Needsと呼びますが、このスペシャルは特殊という意味ではなく、神様より特別に選ばれたという意味であると聞き、本当に心から頷く事ができます。彼の嘘のない真っ直ぐな生き方を見ていると、励まされることが多く、逆に道を教えられる気がします。神様から素敵な出会いを頂き今日も喜んで歩んでいます。 |