中尾 照代


「ストレス」

何だか心が揺れている
風も吹いていないのに
揺れている

今日 何人もの人に会ったこと
種々な人の目を受けたこと
いくつか会話したこと

それだけで特に何もなかったが
日が暮れて一人になったら
妙に心が揺れている



「優しさ」

時に人は
悲しすぎて
苦しすぎて心が破れて
うずくまってしまう

一言の慰めの言葉を聞けば
誰かの優しい眼差しに会えば
人はまた立ち上がることができる

欲しいですね人の優しさ
あげられるといいですね人の優しさ


「空を歩いてみましょう」

立ち止まってはならない
心の痛みの中に
話しこんではならない
心の疼きとあまり長く
そうしているとその先道は
どんどん狭くなり
ひどくなっていく

早くそこから立ち去って
急いで明るい空に行きましょう
空はいつも
すぐそこにあって
仰ぐ者を拒まず迎えてくれる
痛みの中にある時は
思い切って
空を歩いてみましょう
心が晴れるまで
なるたけ遠くの方へ高い方へと
歩いてみましょう